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第6回日独共同セミナー
日時:2008年10月2日(木)・3日(金)
場所:名古屋大学 野依記念物質科学研究館
今年度春、ミュンスター大学で開催された第5回共同セミナーに続き、第6回の共同セミナーが名古屋大学で開催されました。今回はこれまで最多の教員8名と学生7名の計15名がミュンスターから来日し、DFGのボン事務所からも国際共同教育担当者が来日しました。初日のオープニングでは、大峯理事の歓迎の挨拶に続き、日本学術振興会から出席された村田理事からもご挨拶の言葉を頂戴いたしました。
第6回目となる今回は「日本とヨーロッパの近代化学の歴史」を特別テーマとして、東京工業大学の山本明夫名誉教授に特別参加いただき“East meets west. On the progress of chemistry and chemical industry in Japan and in the west.”と題した講演をしていただきました。またその講演には、ミュンスター側のシニアメンバーであるProf. Krebsもヨーロッパの近代化学について紹介し、ディスカッションでは会場からの盛んな質疑で盛り上がりました。このコーナーの最後には、Prof. Erker、巽教授、Prof. Krebより山本先生に対し、ヨーロッパ化学の歴史書籍が贈られました。
セミナーにおける口頭発表では、各教員・学生の研究進捗状況の発表を始め、ミュンスターより来日した学生のうち今回が初来日となる5名は、初めての名古屋大学の雰囲気に触れながら発表やディスカッションに臨みました。日本側の参加者も教員6名、学生3名が口頭発表し、20件のポスター発表者が加わって今回の共同セミナーは行われました。またそれらの合間をぬって、この先派遣が決まっている学生と教員の打合せもおこなわれる等、短い滞在日程のなか、中身の濃いスケジュールで行動する事となりました。
セミナー終了翌日にはエクスカーションにて静岡県を訪れ、起伏のないミュンスターの地に暮らす教員や学生達は山や川を間近にみながらリラックスしたひとときを過ごしながらも、また、研究に関する意見交換等をしながら日本人参加者との交流を深めていきました。
プログラム | PDF(60KB) |
ポスター | PDF(488KB) |
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